スペシャルティコーヒーの魅力
スペシャルティコーヒーという言葉をよく耳にするようになりました。以前はスペシャリティコーヒーとも言いましたが、今はスペシャルティコーヒーで統一されています。スペシャルティコーヒーとは、すばらしい風味特性のあるコーヒーを指す言葉です。従来のコーヒーの多くは生産地が違うものや別の品種が混ぜられて流通していたので、言うならば自然にブレンドされたコーヒーだったわけです。よくブラジルやコロンビア国名だけで販売されていたりしましたよね。国ごとにコーヒーの品質の基準はあり、欠点数の数であったり、コーヒー豆の大きさであったり、コーヒー豆の産地の高度であったりして、共通する基準はありませんでした。それに対してスペシャルティコーヒーは農園や生産者、精製方法などを明確にすることで、その土地の気候や土壌が育むコーヒー豆の個性が分かるようになったんです。コーヒーもワインと同じように土地の個性テロワールを味わう時代になりつつあります。
SCAJはコーヒーの一大イベント
SCAJは、SPECIALTY COFFEE ASSOCIATION OF JAPANの略で毎年開催されているコーヒーのイベントです。様々なコーヒーの会社がブースを出しているので、色んなコーヒーが試飲できますし、焙煎機やエスプレッソマシンなども展示されています。エスプレッソマシンは実際に触って抽出させてもらえるブースもあり、とっても楽しいです。SCAJに行くと知らないコーヒー業者に出会えるのも楽しいです。フレンチプレスのような味を大量に短時間で造ることが出来るクローバーというマシンに初めてであったのもSCAJですし、コーヒーマシンで高い評価を受けているモカマスターで抽出したコーヒーを飲むこともできました。そして一番うれしいのは一流バリスタが淹れたエスプレッソが飲めることですかね。ワールドバリスタチャンピオンシップで世界2位になった門脇バリスタや、ロスパツィオの野崎バリスタ、Docafeの波多バリスタなど一流のバリスタの味を楽しめます。SCAJ2008では昨年世界4位になったUCCの宮前みゆきバリスタのエスプレッソも飲めましたね。SCAJはコーヒー好きなら必ず楽しめるイベントです。
ワールドバリスタチャンピオンシップ2007
バリスタチャンピオンシップはバリスタの技術を競う大会です。2008年はSCAJと一緒にジャパンバリスタチャンピオンシップの準決勝と決勝が行われましたし、2007年はSCAJと同時にワールドバリスタチャンピオンシップが開催されました。2007年は世界大会が日本で行われたわけなので大いに盛り上がりましたね。日本代表は女性バリスタの宮前みゆきさん。UCCの方ですね。バリスタチャンピオンシップは、決められた時間内に(15分)4人の審査員にエスプレッソ、カプチーノ、シグネチャードリンク(バリスタオリジナルのドリンク)を作り、味や作業工程、プレゼンなどを競います。世界大会はさすがにレベルが高く、どのバリスタが作るエスプレッソもカプチーノもかなりおいしそうだし、ラテアートも上手でした。そんな中でも宮前みゆきさんのラテアートは一番上手で、ラテアートの賞を取っていました。宮前みゆきさんの順位は4位。女性バリスタの世界4位は、話題性もあり、とっても盛り上がりました。宮前さんは神戸のカフェラで働いているそうで、きっと客数は激増したことでしょう。バリスタチャンピオンシップ以来、UCCの株も大きく上がりましたよね。
